先祖の漏れと供養(岡山県Yさんの体験談)

『 ・・最近の星椎先生がコラム取り上げて下さった、幼くして亡くなられた子供様のご供養から、私は6月から左の太ももに時々冷たいものが触れることがあり、もしかしたらご供養漏れの子供様か水子様が、私に訴えているのではと気になっていました。
恐らく三十数年前の出来事でしたが、母方実家にて母方祖母が手元の古写真を見せて下さったことを思い出しました。
その中で最も古い写真は母方祖母(明治43年生まれ)のお宮参り記念と思われた写真でした。晴れ着姿の曾祖父と曾祖母、曾祖母に抱かれた祖母、それに着物姿の二人の兄が写っていました。
上の兄(明治38年生まれ)は学帽を被り、下の兄は上の兄よりも背丈が低く学帽を被っておらず、頭が大きめに見えました。
除籍謄本を見直すと上の兄(長男)は記載されていましたが下の兄(次男)の記載が無く、記載がある次男は祖母の弟(大正2年生まれ)でした。
確か7/20勤め先にて、下の兄は戸籍に記載されることなく、幼くして亡くなられたのではと脳裏をよぎり気になり始めました。
当時は生後1~2年くらいして育つ見込みが分かってから役所に子供の出生届を提出することがあり、母方祖母は誕生日から1年後に出生届が受理されていました。
7/22の夜、自分のシャツなどをアイロン掛けしていて、古写真の下の兄は戸籍に記載されることなく、恐らく1~2歳までに亡くなられ、ご供養漏れになっていたと確信したその瞬間、全身が不思議な感覚に包まれました。
これは憑依かもしれないと気付いて、間もなく不整脈が起こりました。
不整脈は翌朝まで続き、私は不安から7/23は運動と外出を控えました。
下のお兄様は、恐らく先天的な心臓の障害があり、当時の医療水準では治療できず、母方祖母の出生後間もなく幼くして亡くなられ、除籍謄本に記載されなかったため、星椎先生の浄霊から漏れていたのです。
私はお盆を控えた8月に浄霊を申し込もうと決心しました。

7/25の未明、不思議な夢を見ました。
私は床がコンクリートで支柱や屋根が鉄骨むき出し構造の殺風景な工場建屋内に居ました。勤め先構内にある数十年前に建てられたリベット締め鉄骨構造の工場建屋を思い起こさせました。
休止工場または廃工場だったのか建屋内は機械等の生産設備や資材や保管品などが一切無く、寂しくがらんとしていました。
ところが突然魔法が掛けられたのかのように殺風景な建屋内が一瞬にして白を基調とした装飾で美しく飾られ、結婚式場の披露宴ホールや吹き抜けがある高級ホテルの豪華なロビーのような空間に早変わりでリノベーションされたところで目が覚めました。

今回も勤め先で浄霊の儀式を迎えるため、前夜に仏壇の前で合掌して浄霊の儀式のお願いをしました。
そして浄霊の日、朝から強い日差しで猛暑に見舞われました。
始業時から慌ただしく仕事を片付けていました。
ふと時計を見ると儀式の5分前だったので、心の中で改めて浄霊の儀式のお願いをしました。
そして私は手元の帳票の事務処理にひたすら集中していました。
間もなく頭のてっぺんがジワッとしてきて、儀式が始まったことに気付きました。
すると一瞬にして事務所内の空気が水を打ったように静まりかえりました。
皆の事務作業の音と、帳票を次々と出力するレーザープリンターの規則正しい機械音だけが響いていました。
私は胸の息苦しさを感じました。T様のご両親様も心疾患で早逝されたかもしれないと脳裏をよぎりました。
11時25分頃、胸の息苦しさが急に解放され、胸の中に爽やかな風が吹き渡ったように感じられました。
私は仕事の手を休めて心の中でアトランティスの神様と星椎先生に感謝しました。
昼休みにウォーキングに出掛けました。
日差しは強烈でしたが、適度に風が吹き渡り、子供の頃に親に海水浴に連れて行ってもらったときのようなウキウキとした気持ちで、このたび浄霊して頂けました
ご先祖様の喜びを感じました。
帰宅してから仏壇の前でアトランティスの神様と星椎先生に浄霊の儀式を執り
行って下さりましたことに対して合掌して感謝しました。そして下のお兄様の浄霊を申し込むことを伝えました。
除籍簿を確認したところ、当時の複雑な事情が垣間見えました。
そのような過去を抱えた家系だからこそ、星椎先生に浄霊して頂けたことが本当に
有難い限りです。
これからもご先祖様を救済し続けるべく諦めず歩んでいきます。
アトランティスの神様、星椎水精先生、アトランティス協会スタッフの皆様方、
このたびの儀式でも大変お世話になりまして、本当にありがとうございました。 』

星椎水精氏のコメント:
メールにもあるように、幼くして死んだ先祖の中には、戸籍もないものも多い。家系図を専門家に作ってもらっても、そこにすべてが記載されるわけではない。さら、そこから注意深く除籍簿を見ていく必要があり、それによって漏れていた先祖の存在がどんどん浮かび上がってくる。例えば、家系図や除籍簿に「三男 ○○」と書かれてあれば、最低でも上に兄弟が二人存在していたことがわかる。これが「先祖の漏れ」であり、放置しておくと暴れだし、激しい霊障を起こすことも多い。
夢の話は、前者は先祖が佇んでいた幽界の姿で、後者は浄霊後の世界のイメージだろう。翌日の浄霊によって、それまでの寂しく悲しい世界から、明るい綺麗な世界へと行けることを示唆しているようだ。世間の人々は成仏を簡単に考えているが、現実はそれほど甘くはない。先祖を放置し、浄霊もしなかったものたちは、幽界の寂しい世界で消滅を待つことになる。
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