除籍簿

『 先日、除籍簿を申し込んでいた分が到着しました。私の直系全系統分です。ほとんどが母方だったので、父方の残りはまた別の区役所への問い合わせが必要でした。その連絡先もつけていただいていて、ご丁寧な今回の役所の方の対応に感謝しています!
そして、報告したい事があります!
封書を開けて中を見たときに、明治以前の方のお名前までありました。文政生まれの方です。ここまで残っているのはすごいなぁと思いながらも所用で外出したのですが、その帰りにもう一度思い出して涙があふれてきたのです。それは感動した涙で胸がすごく熱くなり、驚いたことに嗚咽(おえつ)しながら泣いたり笑ったり、まるでご先祖様の喜びを感じているような涙でした。私の魂が泣いているのではないのです。なんというか、いろんな方が私の中に入ってきて交代で泣いたり笑ったりしている感覚でした。なぜかというと私自身は特に考えていないのに嬉し涙と笑いが勝手に私の顔を動かしているような感覚です。本当に不思議でした。
その体験を急いでお伝えしようと思いながらもなかなかメールしないご先祖様が息子に怪我をさせて気づかせてくれたのかもしれません。
この数日、仕事やお金の工面で悩んでいてご先祖様のお気持ちがしびれを切らしたのでしょうか。
それで急いで連絡をさせていただいている次第です。本来ならそんな対応ではいけないと、何かあったから急いでではなくて考えていた事なら先に行動を起こすべきでした。
大変失礼したとご先祖様に対して反省いたします。 』

  

星椎水精先生のコメント

10年ぐらい前までは、除籍簿などの保存期間は80年だった。現在は改正され、閲覧取得できる戸籍の最も古いもので、明治19年ごろとなっている。そのため、江戸時代末期ごろまでの先祖を辿ることが可能となる。名前が判明した先祖たちにとっては、成仏への光がようやく向けられたことになり、その喜びや嬉しさは、計り知れないものがある。
「自分の中にいろんな人が入ってきて泣いている感覚」とあるように、いかに先祖が身近に存在し、先祖によって生かされているのかが理解できるだろう。あとは、末裔次第である。