総選挙

昨日行われた衆院選では、自民党が単独過半数を確保した。その反面、各党の大物の議員の落選も相次ぎ、特に自民党のナンバー2である甘利幹事長の小選挙区落選は、大きな衝撃を与えた。
甘利幹事長といえば、経済再生担当相だった2016年当時、都市再生機構を巡る金銭授受問題が発覚し、辞任している。決して説明責任を果たしたとはいえない状態で、睡眠障害を理由に国会を欠席していた。その後、時効で逃げ切った途端に政治活動に復帰するなど、国民の強い反発を受けていた。本人としては、うまく逃げ切り、国民も忘れていると思いたかったようだが、今回の選挙ではその時の対応のまずさが跳ね返ってきた。選挙活動中も落選の危機から、「自分がいなくては国が大変なことになる」と息巻いていたが、ほとんど誰も見向きもされなかった。こういう旧態依然とした古い政治は、最早通用しなくなってきている。70代、80代という国会議員もいるが、これだけ格差が広がっている今、このような政治家に対する不信感も大きくなっている。
野党のような衆愚政治も、国を潰しかねない危険なものである。この先2、3年の間に、国を改革しようとする高い志をもったものたちが多く現れてくるだろう。現在は、その過渡期にある。