祭典

東京に4度目の緊急事態宣言が発令された。理由として、東京を起点とする感染拡大をさけるためと言っているが、それならばなぜ東京オリンピックを開催するのかと、国民の怒りは日に日に高まっている。
オリンピックにより、当然海外からの入国者が増え、他のウイルスが持ち込まれることは容易に想像がつく。オリンピックの開催が、逆に感染拡大に繋がる。度重なる緊急事態宣言で多くの飲食業関係者が苦しみ、被害者がたくさん出ているが、数千万円の年収が減らない政治家たちに、この苦しみが理解できるはずがない。
感染者が増えているというが、約7割の国民がワクチン接種をしたイギリスでも、感染の再拡大が起きている。日本の人口に置き換えると、約30倍もの感染者が出ていることになる。すなわち、ワクチン接種がなんの効果もなかったという証拠でもある。
つい最近、オリンピック関係者の法外な報酬についてのスクープがあった。当初、日当が約30万円という話だったが、それどころではなく、80万円の日当を受け取る予定だという。もちろんこれは、関係者の上層部のごく一部であるが、こういった既得権を守るために、無理やり何としてもオリンピックを開催しようとしているのである。IOCにしても、開催により莫大な放映権料が入る。つまり、一体なんのために、誰のためにオリンピックが開催されるのかを考える必要がある。
平和の祭典と言いながら、実はスポーツを利用したお金の祭典である事に、すでに多くのものが気づいている。既得権を守るがための行動が、逆にオリンピックの醜悪な部分をさらけ出している。オリンピックを優先するがために国民を苦しめる報いが、今秋の選挙になるだろう。