名前

『 このたびは私から見て五代前の祖K様の奥様であります Y様のお名前の呼び直しの儀式を執り行って下さりまして、本当にありがとうございました。
今までのメールからも引用して気付いたことを報告いたします。
メールにてお名前呼び直し儀式を引き受けて頂けましたとき、若い女性の笑顔が脳裏に浮かびました。
それから儀式の日が近付くと共に心がウキウキとしてきました。
改めて名前呼び直しの儀を心から待ち望んでいたことが伝わってきました。
そして儀式当日を勤め先で迎えました。
今月は第三四半期且つ月末が早いため、月末業務を慌ただしくこなしていました。スマホのリマインダーが儀式5分前を伝えたので、私はトイレに向かいました。今回は工場横のトイレに入ったのですが、あいにく騒がしかった上に儀式の途中で扉をドンと叩かれたので落ち着けなかったことをお詫びいたします。
あいにくの雨天だったことが気掛かりでした。
さっそく空いていた個室に入り便座に腰掛けて儀式のお願いをしてまぶたを閉じて待ちました。
間もなくおでこの真ん中が何かにつながれた感覚になり、背筋が次第に伸びていくように感じられ、全身がジーンとして周囲に眩しい閃光が走りました。
すると脳裏に笑顔の女性が一瞬現れたように見えました。
ここで外からノック代わりに扉をドンと叩かれてしまいました。
その後、おでこの真ん中が何かにつながれた感覚が弱まったところで、儀式を執り行って下さりましたことに対して合掌して感謝しました。
その後、事務所に戻り仕事をこなしていたとき、脳裏に空の上から感謝の気持ちが伝わってきました。
私は改めて心の中で感謝しました。
ひいひいひいおばあさんは、生前に自分の名前が正しく表記されなかったことに大いに不満を抱いていたように感じられます。私自身も小学生時代に自分の名前をもじってからかわれたことが大変いやでした。
私は腕力・運動神経・精神力・ずる賢さ全ての面で圧倒的にいじめっ子連中に敵わなくて反撃できず耐えることしかできませんでした。
ひいひいひいおばあさんのお名前を誤ってご供養をしていたことに約8年間気付けず大変申し訳なく思います。
墓参の際、私を導いて下さったご先祖様にも大変有難い限りです。
改めて一人一人の名前の持つ意味についても大いに考えさせられました。 』

  

星椎水精先生のコメント

 
名前はとても大切なものである。名は体を表すというように、名前の漢字や画数、音の響きなども、その人を形成する重要な要素となる。そのため、名前が間違っていた場合、呼び直しの儀が必要となる。正しい名前を届けてあげるのは、先祖たちにとっては、我々が考えるよりも遥かに大事なことなのである。