利権

世界ではコロナワクチンの接種が進んでいるが、それに反して感染者は輪をかけたように増え続けている。コロナの変異株にはワクチンが効かないと言われており、このような状況では、オリンピック開催など不可能なのは明白である。それにも関わらず、相変わらず日本政府は中止を未だに明言しておらず、聖火リレーも行なっている。コロナでオリンピックどころではない海外の国々から見れば、まさに異常な国としか言いようがない。
中止を発表できない理由には、利権が深く絡んでいる。日本人はなぜか、そのスポーツの発祥や歴史に関係なく、体型に合う合わないも考慮せず、どんなスポーツでも行う。そして、メディアがそれを大々的に取り上げ、美化し、一大ムーヴメントを作り上げる。こうやってスポーツにばかり打ち込むように仕向け、日々の娯楽ばかりを追い求めるようにさせ、物事を考えなくさせている。テレビばかりをみていると、本当にバカになってしまう。
今回の東京オリンピックは2013年に決まったわけだが、その2年後の2015年には、すでにスポンサー料を1500億円以上も集めていた。それだけではなく、多くの税金も投入されており、現在までにいくら集めたかはわからないほどである。それらが組織委員会の役員たちや東京都のオリンピック準備局、メディアなど多くの関係者に渡っていった。現在、どれだけ残っているのかは不明だが、今更中止にするからといっても、スポンサーは納得しない。返せと言われても、返せないから中止を口にしないのである。
このオリンピックには多額の税金が使われているわけであるから、国民としても詳細を知る必要がある。しかし、日々の生活で忙しく、テレビによって考える力を削がれた現代人はそれを追求しようとはしない。さらに、国民の代表であるはずの政治家からも、そういった声は全く聞こえては来ない。このような、お金と権力と利権でがんじがらめなのが、現在の日本なのである。
先日、二階幹事長が中止のことを口にしたので、近いうちに中止が発表されるかもしれないが、スポンサーとの関係上、国体という形で行うかもしれない。スポーツ選手や国民が一番ではなく、あくまで自分たちの利権やお金が一番大事という者たちが、権力や利権を握っている。
現在は、大きな天変地異が目前に迫っている。危機が目の前にあるのに、頭が全く働いていない者たちばかりである。こういった者たちは、天変地異を前に分別されてゆくだろう。