事故現場

病気で亡くなる人は、予め死というものには覚悟が出来ているが、無念さが残る。そのために、「あれをすれば良かった」「これが中途半端で終わってしまった」という意識の念が大きな塊となって、成仏できない霊となる。
これに対し、事故死でのあっけない霊の存在は、肉体がないだけで、魂である意思の強さが、そのまま現場に残ったままとなるケースが殆どである。そのために、事故現場には浮遊霊となって佇んでいる。自分が死んだのだという自覚が芽生えるまでには、相当の時間が必要である。その間にも、その近くで運転をする人や近くを通る人、特に霊感の強いものにはかなりの影響がある。霊感がなくても、そこを通ると眠くなる現象は、事故現場であったことがよくある。元々、事故現場であることは、そこが昔、戦場跡地であったりする。
ともあれ、事故死が原因の浮遊霊は、深夜や雨降りの時間に強く現れたりするので、憑依されないように、そこを通る時は気をつけた方が良いだろう。特に、お花が供えられているような場所は注意が必要である。
いずれにしても、殺伐とした世の中になっているので、事故現場には警戒する必要がある。