霊(魂)について
霊についてのことは、私の著書に数多く書いてはいるけれども、今日の霊についての認識があまりにもないのには驚かされる。
「心霊ミステリーゾーン」をホームページで作ったのだが、一般の人たちの霊に対しての幼稚な考えに唖然とした。これでは、世の中が平和になるわけがないと自覚するばかりである。
生きていた時に、もっと自覚すれば良かった、と嘆く霊はあまりに多い。彼らは、肉体がないだけで、実は生きている時と同じ考え方をしている。
嫉妬心が強い人は、死んでもその考えは直らない。考えが直らないどころか、生きている人にもちょっかいを出す始末である。
肉体を保持している時に、考えが修正されるのであって、魂だけの状態では修正されることもないのである。チャンスは肉体を保持している時だけが、修正の時期と考えるべきである。
生きている時に、「死んだら真っ暗闇になる」と考えた人は、死んでからも同じ状態で闇にたたずむことになる。
肉体は、自分の性格を修正する器を与えられたものと考えてもらいたい。その肉体で修正が出来ない時は、次の肉体で修正をさせられる、これが地球での輪廻転生というカルマである。生まれた時には、前世の記憶を全て失ってしまう。これは、生まれる前の約束である。前世の記憶を持って生まれた人は、役目で来ている場合が多い。
あらゆる星からやって来て、魂に磨きをかける人、遊んでばかりいて人生を終える人、それはさまざまである。
ただ、一般の人は死んだらすぐにあの世に行ける、と勘違いをしているようだ。そう簡単には霊界へは行けないのが現実である。霊界に行けない大半の霊は、どうしているのかというと、人間界に同じ霊体として共存する幽界でさ迷うことになる。そのような霊を一般に「幽霊」という。
彼らは、人間にすがりつき、同じ行動を起こす。蹴ったり殴ったり、足をひっぱったり、ともかくいろんな行動をして何とか人間に訴えるのである。それを、露骨に訴えるのが身内に限られてくる。それが、先祖ということになる。先祖を大切にしなかったり、考えもしない人種が多くなったが、若い内はエネルギーで保てる体も、年を取ると先祖が訴えた病気になるのはこのためである。
その人の体のDNAの中に入ったままで抜け出すことはない。そのようなことも知らない人は、いずれ同じ苦しみを味わうだろう。
いかに先祖の供養が大切かが分かるはずだ。人間の行動の基礎がそこにあるのを、早く分かることが必要であると私は考える。