16年間

『 お世話になります。ちょっとずつ水子の浄霊の日が近づいて来ました。
私は中絶してから16年間水子の事が頭から離れず、毎日のように思い出していました。悪い事をしたのは事実で最悪な事態と後悔と後ろめたさで暗い日々を過ごして来ました。
振り返れば、この16年間気持ちが休まる事が出来ず心から笑ったことがない。職を転々とし一つの仕事に落ち着かず転職を繰り返す。
その度に人間関係で悩み、家族の介護、恋人に騙されて付き合う男性はロクでもない人ばかり。全国各地の水子供養を訪ねて多額のお金を費やしても供養がされていないし金銭を奪われた事があったり、傍らから見れば体を痛めつけ、過酷な人生を自らの手で作りあげてしまいました。
でも、いつか水子供養を完全にきちんと行い天に成仏させてあげたいという気持ちは変わりません。毎日同じことの繰り返しで何の変化もない。ただ年だけを重ね時間を過ごしています。最近は職場のストレスと先が見えない不安から夜も眠れず、家事も手に付かないほど倦怠感と無気力感で何もする気になりません。良い季節で澄み切った綺麗な空や花を見ても感動がありません。人と話すのも億劫になり、相談する友達もいません。ただ願うのは水子が成仏されることが最優先です。
そして次はメチャクチャになっている先祖の供養を考えています。水子と先祖がきちんと天に成仏されていないから、現世で生きている私達に苦労や災難が降りかかるのでは?と怒りを覚えました。苦労は私の代で一度リセットして、水子も先祖も天で浮かばれて欲しいと思いました。 』

長い間の苦労の末、こちらの浄霊に辿りついた。深い樹海を彷徨って、ようやく登山道の入り口を見つけたようだ。
自分で見つけたからには、その道を信じて険しい坂道を登るだけである。焦らずマイペースで歩き続けると、ふっと見晴らしの良い場所に出くわす。そのことをイメージしながら先祖を助けてあげることだ。

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