顔にはその人の歴史が刻まれている。同時に先祖もその顔に介在してもいる。分かりやすく言えば、黒人と白人を見れば、一目瞭然で、横須賀のような米軍基地のあたりには白人や黒人の混血がよく見られる。

我々の幼い頃には、行動や発想、目の色、話しぶりなどが全く違う男の子をよく見たものだ。どうみても白人と日本人が混ざった感じだとか髪の毛が黒人そのものだったりする子も多かった。当時から私は、そのような子を見ていると、白人の家族が目に映ったり、黒人独特の固くて針金のような頭を触っている内に何世代前かの黒人の家族が目に飛び込んでくることがあった。

今考えると、それは彼らのルーツであった。彼らの先祖を無意識に見ていたのだった。その先祖たちの仲が良い場合には、その顔に煩雑さはないが、仲が悪い場合には、煩雑な顔になる。

簡単な例は、目の玉の離れている人がいる。俗に「ロンドン・パリ」というのだが、これは、先祖同士の意識が離れていることを示し、先祖同士はあまり仲が良くない。従って、本人は身勝手な行動を起こすことがよくある。ただし、それが先祖と関係があるとは、殆ど本人は気が付くことはない。

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