霊前   

霊前 仏壇やお墓などの前で手を合わせた時や、葬儀や法事で、故人の生前のことを考えて涙を流すことは、誰でも味わうことでもある。しかし、それには深い意味がある。霊は、生前の状態に戻る行為を行い、参列した人たちにそのイメージを与える。そして、霊の悔しさを悲しみで伝える。このバイブレーションは非常に強烈で、生きている人の神経に振動を与える。振動を受けた悲しみのバイブレーションは、「涙」となって表現されるのである。
したがって、弔いに来た人たちが霊前で涙を流すという行為は、実は霊が成仏していない状態にある。このことを、しっかり理解すると、その家や家族のものが成仏しているか、していないかが簡単に分かるだろう。法事の時に、悲しいと思うと、まず成仏されてはいないのである。そんな時に遺影の顔をじっと見ていると、遺影の両目が動くことがある。それから、ろうそくの炎がパッパッパッと切れることがある。それは、「私はここにいます」という霊の表現である。
(2020年5月14日)