誰だ!

『 現公邸(=元の官邸)および02年に取り壊された旧公邸に、怪談はつき物だ。テロで夥しい血が流れたのだから。では、冒頭の森サンの話に戻ろう。01年4月25日、総辞職を翌日に控えた公邸最後の夜—。

「森サンが床についたら、コツコツと音がしたらしい。で、それが近づいてくる。『誰だ!』って叫んで外に出た。が、誰もいない。警備担当官も『何も視認していない』と答えるだけだった•••••」(清和会関係者)

幽霊なりの惜別だったのか。また、終戦記念日の夜、機関銃掃射の音や叫び声がするという話は、都市伝説の如く長田町関係者に伝播している。鬱蒼とした木々、風、そしてセミのイタズラという指摘も根強くあるが。

幽霊ではないが、こんな逸話もある。89年6月、宇野宗佑首相が入居してすぐに「事件」は起こった。主が風呂の蛇口を捻ったら「鮮血」が流れたのだ。公邸は上を下への大騒ぎ•••••。「同じ敷地内にあった官房長官公邸に塩川さん(正十朗)が入ったのが原因です。長官公邸はそれまでほとんど使われていなかったので水道管が錆び付いていた。そのサビが首相公邸の水道管に回って出たというのがオチ。「血」を見たときの宇野さんの驚きようはタイヘンなものだった」(自民党ベテラン秘書) 』

 

過去に大きな政治事件が官邸跡地であったために、いまだに成仏できていない者たちが、官邸に黒い霊ゾーンを築き始めている。私が浄霊を行えば、一挙に静寂な状態になるが、誰も私に依頼するものがいない。霊感のある政治家の依頼があれば、すぐに官邸を綺麗にしてあげるのだが。

 

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