親子関係

現在の親子関係を見ていると、無知な親からさらに無知で常識のない子供が育っている。親も子供のような口調とセンスのない服装が目立っている。家庭が荒れているにもかかわらず、学校や社会に責任を転嫁し、子供のしつけをおろそかにしている。親も子も自分のペースで物事を判断するために他者との軋轢を学ぼうともしない。

数日前、12歳の男の子と一緒に郊外にある山のゴルフコースを回った。その子の腕前は普通だったので、「プロになるつもりか」を聞いてみた。すると、お父さんのようになりたい、と言った。父親の職業を聞くと、漁師だった。父親を尊敬している感じが伝わった。実に、礼儀正しい子だった。

無知な親子ばかりではなくて、ほっとしたのだが、遊技場やテーマパークで遊ぶ親子は、どちらが親でどちらが子供かは、首をかしげることが本当に多い。無知な親のそばにいる子供は、大半が体力のないひ弱な感じである。そんな冷めた親子関係を眺めてみると、子供が持つ本来のパワーが、浮かばれていない先祖の方へと流れて行くのが理解できる。そのようなことも分からずに、子供の顔色だけを窺いながら歩いている親には、将来の構図が輝いてはいないようだ。

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