見えない糸

『 急なご先祖様の追加申し込みもお受け頂きありがとうございます。

姉から「母方の先祖の夢を見たんだ、みんな座敷に座って並んでた。」と、聞かされました。

「みんな待ってるね!父方ばかりの申し込みなので、やっと母方の除籍簿も取れたのだから母方もやらなければ」と思っていました。

実は、「母方のばあちゃんには兄妹はいない。じいちゃんは、お婿さんだ」と聞かされていましたが、お彼岸に、突然母から「ばあちゃんには妹がいて、その妹が遠くに行って病気になりそこで死んだって聞いた事がある。」と、聞かされて驚きました。

遠くで一人亡くなり家にも帰れないんだろうと思うととても可哀想で、次回はばあちゃんの妹をお願いしようと決めていました。

しかし、名前も解らない。あまりに情報が不確か過ぎるので、急遽別な方の申し込みをしてしまいました。

でも申し込みをした後、なぜかすっきりせず、胸が押しつぶされそうで深呼吸するほどでした。

これはいけないと思い、慌てて母に連絡すると「その人は岩手で死んだ」と言われ、気になって除籍簿を見るとそこには長男・岩手で死亡とあり、妹という話は間違いだと気づきました。

母に、「叔母さんにでも聞いたら名前とか何か聞けないの」と、聞いたのですが、「ばあちゃんは、何も話さない人だから他の兄妹には話していない。自分だけに教えてくれた話だから誰も解らないんだ。」と母から聞いた時に、ああ私に伝わる話だったんだと思うと同時に見えない糸が「ピンと」つながりご先祖様のどれ程の努力があったのかと涙が溢れました。

次回まで1ヶ月待たせては申し訳ないと思い急な申し込みをさせて頂きました。

胸のつかえもスーッと取れて、いつもの申し込みをした後のようにすっきり出来ました。 』

 

除籍簿から先祖を探し出し、名前が分かると、気持ちがすっきりして明るい未来が見えてくる。今まで気に留めなかった先祖との糸がつながり、ウキウキしてくるのは、誰もが同じようだ。供養しないときには、除籍簿自体が暗く感じるものだが、供養すると除籍簿も大切にしたくなる。これが本当の供養である。

 

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