福島の現実

『 福島における放射能汚染についてメールします。
私の周りの人達は、原発災害の影響についてあまり関心を持たなくなりました。
放射線の話題を持ち出すと機嫌が悪くなる人。変なことを言う奴と言わんばかりの反応を示す人もいます。

・除染したから大丈夫。庭で野菜作りを再開した。
・発症する頃には、俺はヨボヨボだ。子供?子供が成人する頃はわからないよ。

除染されて放射線線量が下がり問題が解決し、復興したものと勘違いしているのだろうと思います。
避難民の立場からすれば何も解決していないし復興など何十年も先の話と受け止めているようです。避難民の辛い気持ちは私には理解出来ませんし、少しは分かるなどと共感するのもおこがましいです。残念ながら郡山の人達は彼らの気持ちをあまり考えず、賠償金長者とみなしています。

・銀行で避難者(誰でも一目見て分かります)の通帳を、後ろから覗き見したら億の数字が記されていた。
・ぼろ家を捨てて大きい家を建てた。
・高級車に乗り替える人が多い。
・堅実にやっている人はいるけれど、堕落した人は多い。

このような噂話はよく出ます。そして羨ましがったり敵意を持つ人も少なくありません。お金をもらい続けることを羨ましがる感覚は理解できません。避難民をお金の面でしか見られない人に嘆かわしく思ってしまいます。
労せず大金をもらい続けると労働意欲が削がれてしまうことは事実のようです。損害賠償金は血税を財源にしているとも言われていますので、受け取り人のカルマは極めて重くなることは想像に難くありません。どの方向から見ても気の毒に見えてしまいます。
郡山人の本音は「人間よりお金が大事」そして「ご先祖様よりお金が大事」なのだろうと思います。福島県内を仕事で隈無くまわった人が言うには、「郡山の人は福島県で一番ケチ」だそうです。私はこれを聞いてドキッとしました。星椎先生のお言葉「ケチは先祖供養をしない」を思い出したからです。
先祖供養に無関心な土地柄にあっても、マイナスの影響を受けず、最後まで努力いたします。 』

  

星椎水精先生のコメント

日本は隠ぺい体質が古く江戸時代以前から備わっている。狭い土地での争いが、心をオープンにしなくなったとも考えられる。
福島の惨劇をアメリカのニュースやドキュメンタリーでは、死んでゆく人や死体などが散乱した風景があからさまに映像化されている。死体などを見せることによって、現実を強烈に考えさせるものだが、全てを伏せてしまうと、ニュースの意味自体に幻滅を感じるようになってゆく。
原発にしても、チェリノブイリでは、未だに立ち入り禁止地区となって、汚染物質の除去に時間をかけて、皆に分かり易く説明している。
これらにしても日本の政治家を始め官僚の隠ぺい体質は、問題を直視しないために、放射能への真剣な取り組みが全く行われないようになってしまった。
福島を少しでも良くしようと思えば、まずは現実の直視から始めなければならない。そして、賠償金が出たのであれば、少しでも先祖のために供養を考え、先祖の浄霊をする必要がある。
お金が入れば、芸能人じゃないけれども、お酒や女性に費やすのは、根っから先祖のことを考えない証拠である。
お金に目がくらんだ者たちは、命が尽きたら、先祖と共に奈落の底へと導かれる。そのことが死ぬ寸前で分かるだろう。