私は、多少忙しくても朝の5時ごろ起きてゴルフ練習場に行くことにしている。単調なジョギングは続かず、水泳はプールの水に相当な菌が含まれている等で続いたためしがなかった。 そんな冬の朝、工場地帯を左に見ながら車を走らせていると、一般道と高速に入る境のコンクリートに軽乗用車が衝突していた。ボンネットが真っ二つに割れていた。ハザードランプは点滅したままだった。周囲に避難した様子のないところから、車の中でエアーバッグに顔を挟まれたまま身動きが取れない状態なのだろう。間もなく救急車が来て、運転していた男性を救い出すのだろうが、彼は無神論者だったようだ。 その事故現場には黒い大きな穴が見え、そこへ先祖たちが車ごと押し込んだようだった。とかく、テレビなどでは、先祖が助けたりといった都合の良い話をするが、実際の先祖たちは、そのような甘い感覚は持たず、先祖に対して何もしないものは、当然のお仕置きがある。この事故者もそうだった。