弟 

『 弟の葬儀のために、10日間日本に滞在した時には宿泊先のホテルで面白い体験をしました。自分の部屋に戻りまして、靴をスリッパに履き替えてあれやこれやとした後就寝しました。翌朝私の靴が暫く見つからなかったのです。スリッパはベッドに入る前のそのままで、起床後すぐまた履きましたが、浴室の中を探したり(そんなところで履き替えるはずもありませんが)小さいテーブルや椅子の周りを探しましたが見つからず、遂にここしかないということでベッドの下も覗いてみたのです。
靴はベッドの下中央近くに、きちんと揃えてありました。自分で覗き込まなければならない所に自分が靴を脱ぐはずもなく、ははぁ、これは弟だな、と思ったことでした。生前は、茶目っ気のあるような性格の者ではなかったと思っていましたが、残り少ない私の滞在のうちに、彼の気持ちを伝えようとしたのかも知れません。
今回も浄霊を誠に有難うございました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。 』

  

星椎水精先生のコメント

茶目っ気というより、少しでも長く自分の存在を意識して欲しかった、というのが本音だろう。生前、少しでも会って顔を見たかったという気持ちを込めての行為に他ならない。親族の気持ちとは、そうしたものである。