弔辞

「漣さんみたいに本当に優しくて、いい人をこんなに早く天国に連れて行っちゃうなんて、神様って本当にいるのかよって……」
2月に急逝した大杉漣さんのお別れの会。声を詰まらせながら弔辞を読んだのは、草なぎ剛(43)だ。スポーツ紙の多くが報じた。とある。

弔辞で「天国」という言葉をよく使うが、人が亡くなると、すぐに天国なんてあり得ない。この不可思議な常識を殆どの人が持っている。
人が亡くなると、少なくとも2か月くらいは地上でさ迷う。テレビを腐らせているお笑い芸人の殆どは、地獄か餓鬼界の世界へと導かれる。或いは転生を早めて動物へと命をつなぐようだ。
いずれにしても丹波哲郎が述べた「天国」とは、「幽界」のことであって「霊界」ではない。
「幽界」とは、「霊界」へ入る前の準備段階に過ぎず、「幽界」から「地上界」へ落とされることもある。そのような一般常識も知らないものが、弔辞を述べると、
「この人何を言っているのだろう」
と囁かれ、常識を持った人からも敬遠されてしまう。
この内容がテレビ報道されなかったのも、少しはテレビ局に常識のある人がいたからなのだろう、と私は個人的にそう考える。