奄美大島 2日目

朝から雨が降り、時折曇りだった。昨晩は、居酒屋で夕食をとった。お酒は飲まないが、居酒屋は美味しい食材が揃っているので、時折食べにゆく。そこの女主が、「明日も雨よ」と言っていた。天気予報は、午前中雨で午後から曇りだったのに。
そして、昼前になり、晴れ間になったので、急いで、マングローブパークへ出かけた。日本では2つしかないこのマングローブパークへ行くことは、楽しみの一つだった。もう一つのパークは、沖縄の西表島だった。似たようなマングローブの場所では、パラオで見たことがあったが、カヌーで遊ぶ場所ではなかった。
奄美マングローブ 正午、カヌーに乗り、ガイドに従って1時間ほど漕ぐのだが、いきなり大雨となり、小降りになった時を見定めて、流れに沿って川を漕いで行った。乗る前からアメリカ兵や日本兵の姿が、マングローブの奥で身を潜めてこちらを見ているのが、手に取るように分かった。しかし、憑依する気配は全くなかったが、夜にそこへ行くのは危険かもしれない。この川は、太平洋に注いている川で、干潮時には人が歩ける泥沼になるという。マングローブは、海水で生きて行ける木の総称だが、2種類あって、その一つは、海水を吸い上げて、途中の水の吸い上げる段階で、塩分だけを葉に溜めて、黄色くなった葉だけを海に落とし、濾過された純粋な水だけを吸い上げる仕組みになっている。塩分だけではなく、汚水の成分までも浄化する特殊な能力をも備えている素晴らしい植物である。
こんな雨にもかかわらず、ドイツ人やアメリカ人、中国人、韓国人の観光客は、マングローブの中で漕ぐカヌーを十分楽しんでいた。カヌー同士でぶつかり、大声をあげて笑い合うのも楽しみの一つかもしれない。だが、1時間のカヌーは、結構体力を消耗した。