一昨日、夢を見た。それも比較的生々しい夢だった。

時代劇の撮影現場に観光で行った時、いきなり空が赤々となり、雲が巨大化してゆく。すると、地平線の彼方から、物凄い轟音が響き渡ってきた。地震、と理解した。私はいつの間にか高台にいた。しかし、その高台をも襲いかねなかった。皆は急いで逃げ始めた。道路は一気に交通渋滞となった。

私は、ヘリコプターで逃げようと思いつき、咄嗟に乗っていた。逃げて地震の方向を見ると、山の津波と海の津波が同時に起こり、全ての表面を飲み込んで赤い土色に変えていた。同時に私は、ハワイ島のキラウエア火山が爆発し、生き埋めになった土地をヘリコプターで眺めた時と同じ感じだった。あの時は、溶岩の下で住民の悲鳴がかすかに聞こえたが、この赤土の上からは聞こえなかった。だが、彼方には、白く盛り上がった山が見えた。こうやって、地球は幾度も人類の歴史をリセットして来たのだな、と理解した。

その時、ふっと目が覚めた。目には大粒の涙が溢れていた。

そして、今朝、パキスタンでほぼ同時刻に地震があったのをテレビのニュースで見た。パキスタンの沖合1キロのあたりに白い山が出来たのを見ると、夢で見た山と同じだなとも思った。

 

 

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