明け方、私は夢を見た。小倉駅から電車で帰ろうと、駅のホームに入った。すると、そこには全員が黒い姿で電車、いや貨物列車を待っていた。顔は全く表情が見えないし、暗く沈んでいた。一向に来ない列車を待っている、という感じだった。私は駅長に別のホームを訪ねた。駅長に言われたドアを開けると、明るいホームになった。だが、皆は不自然な動きをしていた。そこで、バスに切り替えようと、バス停に行き、バスに乗り込んだ。バスは満席だったが、行先が不明だった。入口の椅子に腰掛けると、品の良い白髪のおばあさんが隣に座っていた。そのおばあさんが私に「家まで連れて行ってくれないか」と声かけた。私は、断ることもなく承諾した。ところが、そのおばあさんは、自分のポケットから数十の鍵を取り出した。「どれが本当の鍵なの」と私が聞くと「どれだかねえ」と困った顔をして私を見た。そこで目が覚めた。

この強烈な夢が、霊界ではなくて幽界だと分かった。それも、私が行う浄霊を多くの家の先祖たちが浄霊の順番を待っているのだ、と理解した。こうやって、申し込む人の家の先祖たちが、我慢強く待っているのだな、と改めて家々の先祖の姿を垣間見ることが出来た。最後の老婆は、近々浄霊を行う先祖だろう。

 

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