台湾

久しぶりに海外へ行った。日本に近いが、意外に知らない国、台湾に足を踏み入れた。韓国に行った時、空港の扉を開けた瞬間にニンニクの匂いが強烈だったが、台湾は匂いなど全くなく福岡空港にでも降りた感じがした。
人の感じは柔らかく、日本人より情に深い感じがした。
戦後までの50年間は、日本が統治していた国でもあり、中央政府のあたりは、裁判所や銀行など現在も東京駅に似た古い様式の建物が佇んでいる。
ここでは、親日的な風土が漂い、アジア独特の秩序のない風景はあまり見られなかった。ただ建物自体が、ほぼ灰色一色的な感じで、町全体が重かった。
一時代違う場所を訪れた、そんな感じがした。その風景の中、至る所に蒋介石の波動が広がって、荒廃した戦場の姿が映し出されていた。しかし、年寄りや先祖を敬う気持ちは、現代の日本人よりはあるように思えた。

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