原発事故

私は建築会社の社長と話していた。彼は原発事故当時の話をしてくれた。

放射能漏れが起きて間もなく、社員を派遣することになった。2週間で50万円と言う高額なので、一時は参加する人も多かったらしい。しかし、実際の金額は、架空会社の参入によって大幅に減額されていた。

しかも、放射能漏れの激しいタービンの外では、高い温度だったが、防護服を着ることが義務付けられていた。その防護服の胸のあたりに制限シーベルト器具が設けられ、制限を超えると入る許可が下りない。そのために高温の重装備では作業が出来なかった。生活のためもあって、器具のスイッチを切って作業をしたのである。それは、殆どの作業員がしていたという。当然、放射能の影響で10年後の病気は覚悟していたし、現在も重病になった人も多い。作業員の宿舎が千葉にあったようだが、彼は作業員全員が、水道水を飲まなかったと言っている。現在も千葉や東京近辺では水道水を飲まない人が多いし、病院も放射能関係の病気が出始めているらしい。

日本では、建築関係に多くのお金が支出されている。特に災害関係では巨額の資金が流れているのだが、大半が中間搾取となっているために、復旧工事が出来ていないという。

この中間搾取に厄介な連中が絡んでいて、闇の業者が横行している。政治家も絡んでいるために、遅々として進まないのをその社長も嘆いていた。

原発事故の被害者が増加し、原発近隣の家は完全にゴーストタウン化されている。ここには、朽ち果てた先祖の霊たちも行き場を無くし、本当のゴーストタウンとなってゆく。それは、拡大されつつあり、さまざまな霊現象が囁かれるようになるのも時間の問題であろう。

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