写真展の感想

『 館内に入ると、まず目についたのが、LEDの点いた花の写真です。

どれもこれも素敵な写真なのですが、一際美しく、鮮やかな光を放っていました。放ちながらも、中に引き込まれそうな、不思議な心地よい気持ちでした。

世界の写真では、目のあるモアイ像や、ナスカの地上絵の宇宙人の、ユーモラスな顔に心和み、一度は見てみたい、サグラダファミリア、エジプトのスフィンクスやドイツのケルン大聖堂等、人工の建築物に圧倒されながら、写真なのに、まるで、その土地のその場に居て、目の前で見ているかのような感覚でした。

何も人の手が加わってない、自然の写真には感動がありました。

中でも、一番のお気に入りは、ニュージーランドのターコイズブルーの湖とMt.クックでした。身震いがしました。

空のブルーと海のブルーが、無条件に好きな私は、これほど迄に美しい写真に、暫く、前から離れられず、見入っていました。穏やかな気持ちと、こんなにも美しい地球を壊してはならないんだ、そう思わせてくれる世界の写真でした。

展示場に一人になる時間があったのですが、先生の写真に四方に囲まれ、なんて贅沢な空間なんだろうと、なんだか独り占めしているのが、嬉しい反面、自分だけ見ているのが、もったいなく、もっと多くの方に見て貰えればいいのに、こんなにも癒される空間はないのに・・・と思いました。

素敵な写真をありがとうございました。次回開催、楽しみにしています!  』

 

近くなら気軽に来れる静かな美術館は、前の館長の時、花の写真を広い庭の一面に飾ろうという案を出したが、その館長もすでに辞めていなかった。門司のレトロ地区での写真展より環境が良いので、私の好きな美術館でもある。

写真についてイースター島の話をしよう。

「目のあるモアイ像」とあるが、元々目のあるモアイ像が本当の姿で、作成時には、最後に魂を吹き込む意味で目を入れるらしい。イースター島では、狭い土地で部族間の争いが多かった。その争いの決着は、最後にモアイ像の目を奪うことで終結する。そのために、立っていた殆どの像が破壊されるか、倒されていた。それを見た日本人の技術者(日立製作所?)が、モアイ像の修復に当たり、現在のモアイ像が立ち並ぶに至った、というのである。その感謝の意味で、イースター島からモアイ像が日本に数体送られている。イースター島での日本人は結構大事にされているのもその理由がある。どこか、日本の与那国島に似てのんびりとしている。大昔に争いがあったのだろうが、すでに霊たちも風化されて風の音だけが聞こえる、そんな島である。ホテルの庭先に、突然、野生の白馬が訪れるなど、そのゆったり感は、何とも言えない。タヒチに住んでいるアメリカ人のガイドが、このように言っていた。「何も考えないで居たいのなら、イースター島が一番!」と。

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