中国人

様々な国を訪問すると、様々な国の人たちが観光に来ている。その中でも、中国人はほぼどこにでもいる。そして、個人で行動するというより、団体での行動が圧倒的に多い。まず、大声を張り上げる中国人。挨拶もほぼしないカラフルな服とセンスのなさを売り物にしている韓国人。とりわけ、中国人の行動は世界中の話題になっているのは確かである。
北京を訪問した時の中国人は、非常におとなしい人が多かった。紫禁城で私を中国人と間違えて道を尋ねた中国の若く美しい女性は、日本人のように「すいません」と言って去って行った。巨大な水晶を、日本の10分の1で売っている中国の店では、日本人は信用があるからと言い、もう一つの巨大な水晶をと持ってきた店の主。非常にユーモアに長けて、華僑を連想させた。頤和園というかつて皇帝の別荘だったところを歩いてゆくと、屋根のある細い道の両側で囲碁を打っている大人しい老人たち。さらに公園では、太極拳を行っている中年の人たち。凍った湖に下駄の底に2枚の金属を打ち、アイススケートを楽しんでいる若者たち。その一歩外に出て、路地にあるお土産屋で日本人で満杯になって目をキョロキョロさせる優しそうな店主。総合的に観光に来る中国人より、地味な生活をしている中国人が半分以上を占めているような気がする。霊的にも荒れた感じではない。
最近は週に一度、博多に行っているが、中国人の話をよく聞くことが多くなった。
中国人と言えば、爆買いのイメージは強く、現在も博多ではあるようだ。
家電製品は一昔前だが、最近は薬の爆買いが圧倒的に多い、と言う。それも数十万円単位である。博多港に巨大な船が着くと、バス数十台が中国人を迎えにやって来て、大型薬局店に連れて行くらしい。そして、薬の爆買いを終えると船に帰る、というのだ。
考えてみれば、日本の薬は、世界的にも評判が高い。どの国へ行っても日本ほど薬を販売しいていない。特に中国は、非常に環境が悪く、それに即応した薬など手に入らない。高価な薬は効かないことが多く、日本の薬は最高だと知ると爆買いが始まったという。最近は、博多港の近くで大型薬局が出来たために、中心街まで行かなくて済むとの話になっている。
中国人制作の「ドッキリカメラ」を見ても、貧乏なりに微笑ましさがあって、霊的なものを払拭させる巨大なエネルギーを感じる。同じアジアでも韓国人とは違う何かがありそうだ。