メキシコ旅行3

翌日、市内の散策と遺跡の見物となった。車から降りて大きな広場に足は進んで、大きな教会の前に止まり、ガイドの説明を聞き、教会の裏手に向かった。イタリアのポンペイを彷彿させる廃墟だった。そこには、緑色の制服をきた中学生の団体が列をなし、順番に廃墟へ入場するために待ち並んでいた。
私はガイドと一緒に、名札のある男の子のそばに行き、名札を掴むと、ガイドは「中学生です」と言った。すると、その男の子は、「ありがとう」とスペイン語で言った。やがて、中学生の団体が、声を揃えて叫び出した。そして、我々に向かって拍手喝采の響きとなったのだ。
ガイドは、私に向かって、ここでは日本人は珍しいのだと言ったが、私には大勢のマヤ人の霊たちから歓迎されたのだと理解した。その歓迎ぶりは、地響きとなって、しばらく止みそうにもなかった。

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