ゴルフ場のお年寄り

ゴルフ場で一緒にプレーしたお年寄りは、背骨が破損したために大手術を行っていた。その手術とは、背中に鉄板を入れチタンのボルトで4か所を締めるというものだった。 「迷惑をかけますがよろしくお願いします」という丁寧なあいさつをしたのだったが、1番ホールでいきなり背中を抑える始末だった。 最後まで持つだろうかと皆は心配していたが、「痛い、痛い」と言いながら何とか最後まで持った。一見、とても優しそうにも思えたが、体を痛めてまでゴルフをするのかな、と皆は思っていたようだった。 私が見たところ、この痛みは先祖の痛みに他ならない。先祖の苦しみを理解していれば、このような結果にならなかったのだろう。この痛みの連鎖は、孫、ひ孫の代まで続くだろう。