ゴルファー

2日前、オープンコンペで練習ラウンドをした時、全国からアマのゴルファーが集まり、一緒にコースを回った。私と回ったのは、17歳の少年2人とシニアの男性だった。

少年の1人は、ドライバーが300ヤードを越し、もう一人は280ヤードを越していた。我々2人は彼らに圧倒され、それでも何とか追いつこうとしていた。インの17番では367ヤードをワンオンすると皆が驚いていた。子供の付き添いで親が付いて見ており、子供に逐一アドバイスをしていた。

長崎から来た子供の両親は、温和で子供に対して愛情深く、子供も親にはやさしく接していた。長崎では赤土を見たことがない、というのでカート道の赤土を見て、たいそう喜んでいた。礼儀正しく、言葉遣いも丁寧だった。仮にゴルファーにならなくても、良い社会人になるだろうと思った。

300ヤードを越す子供の親は、父親だけだったが、まるで悪代官の形相だった。こちらが挨拶をしても、ろくな返事が返ってこなかった。子供の顔は、青ざめて、ゴルフ一途といった真剣な眼差しだった。この親は、自分さえよければ、という横着な考えと自分の将来の財産を子供に託す、といった姿勢が見られた。もし、子供が失敗したら、この親子関係は崩れるし、子供の将来は危ういだろう。

過去世では、まるで逆のことが行われていたようだった。恩返しという意識の魂の関係になっている。それにしても、そこの先祖たちも虎視眈々と名誉欲を望んでおり、その反動として先祖共々奈落の底が用意されているのが私には見えた。それは、彼が名誉を勝ち得た後なのか前なのかは分からない。

 

このページの先頭へ