キツネ

山間部のゴルフ場に1匹のキツネが現れた。何も食べていないのだろう。かなりやせてしまって、我々を見ても逃げる素振りを見せず、逆に「何かくれ!」と言わんばかりだった。キツネに触れば、エキノコックスというキツネ独特の病原菌に襲われ、大病する可能性がある。

キツネは、少し成長すると、親から見放されるので、単独で行動するようだ。それにしても、犬のような目つきでこちらを向いていた。数日もすれば、草場の陰で亡くなるだろう。動物の転生は、比較的簡単だが、やはり動物で生まれるに違いない。ペットの場合は、人間の思いが強すぎて転生が比較的難しいが、一般の動物は、動物として生まれ変わるので、難しくはないようだ。このキツネも昔は、人間で餓死をしたようだ。動物は、餓死をしないだろうと生まれ変わってみたが、動物も努力しない限りは、餓死することを思い知ることになる。

現在、ホームレスで生きているものの殆どは、このような動物に生まれ変わるようだ。

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