ある上司

『 星椎先生、スタッフの皆様お元気でお過ごしでしょうか。 いつも楽しくコラムを拝見させて頂いております。 実は今回、身近で供養の大切さをつくづく考えさせられた事がありましたのでお知らせします。 私がまだ社会人一年生の時、仕事が出来てみんなからは人望が厚く優しい素敵な人が私の上司でした。その人は家柄も良く、奥様もお金持ちの娘さんと言う事で持っているのは全て一流。車も、家も素敵な二世帯住宅で子供にも恵まれ、それはそれは誰もが羨ましがるご家庭でした。 その会社では、今でも数人の人達と交流があり、年に何回か集まって近況報告みたいな事をしています。 先日5年ぶり位にその上司(Kさん)が顔を出しました。皆は言葉を失うくらい驚いたのですが、顔は青白く痩せてしまって生気がないと言うのでしょうか。びっくりしました。この人があの自信に満ち溢れてたKさん? 後でお話しを聞いたところ、病気で手術をして職を失い生活保護で生計を立ててるそうです。 奥様とは離婚し、子供三人(30歳・27歳・21歳)は奥様が引き取り、四人でアパートで生活保護を受けて暮らしているそうです。 そのお子様はニート・持病などで家に引きこもり。奥様の実家は裕福だったのが一変して不幸のどん底。 奥様のお母様は癌になって施設に預けられ、お父様は認知症になり家の周りを徘徊するため弟は仕事が出来なくなり、仕事を辞め両親の面倒を年金と生活保護を貰いながら生活。 Kさんのお母様は最近亡くなったそうで、お墓はあるのですが、お金がないから納骨が出来ないそうです。お骨はまだKさんのアパートにあるそうです。 次から次へと来る負の連鎖。 ご先祖様をないがしろにすると、こんなにどん底に落ちるものなのでしょうか。早くKさんがご先祖様の訴えに気づき幸せになる事を祈るばかりです。 よっぽど星椎先生のお話しをしようかと思いましたが、目に光がなく話しても受入れてくれないだろうと判断しました。 星椎先生の浄霊の素晴らしさに導いて頂いたご先祖様にほんとに感謝の気持ちで一杯です。 』   何が幸せで、何が不幸なのかを感じさせてくれた文面だった。 人間は、表面を作るのがとても好きである。形式を大切にするのか、内容を充実させようとするのかが、その分岐点になる。 形式は、お金によってどうにでもなるが、内容を充実させるには、お金は手段となり、自分よりそれを支えてきた先祖への思い遣りが一番にならなければならない。 昔の城を例に見ると、基礎がしっかりしている城は、多少の風水害や地震にも耐えられるが、基礎が軟弱だと、すぐに倒れてしまう。人間生きている内には様々な出来事がある。それに耐えられるような基礎が必要である。人間にとっての基礎は、先祖の魂を浄めることにある。それを忘れて、形式だけを追求すると、上記のような末路になる。