あるコンペで

下関のゴルフ場で日曜日にコンペが行われた。4人で回ったが、1人は初心者並みにOBばかりを出し、3人は球探しに非常に疲れていた。3人の内1人は、体格が良く球も良く飛び笑顔が絶えなかった。 しかし、その体格の良い男性は、後半になると疲れが顕著になり、最後の18番ホールで、30センチの距離でめまいを起こし、球が斜めに掠めてしまった。何とか終了させたが、私に「肩を貸して・・」と言ったので、カートまで肩を貸した。顔は怖面で、無神論者だと分かった。勿論、先祖のことなどは理解の範疇になかったが、先祖たちは私に助けを求めていたようだった。 帰りには、奥さんや子供と椅子に腰かけ少し語っていた。しかし、先祖たちは彼の疲れた目を通して、私に助けを求めていたのだった。